オープンキャンパス真っ盛り!

日本の夏の風物詩といえば七夕、お祭り、かき氷、夕涼み等々が思い浮かぶが
いまや大学のオープンキャンパスが、大仰ではないが風物詩にとって代わるのではと思われるほど華やかな印象をうける。
新聞紙面、車中広告、TVなど盛んにもりあがっている。
特に京都は関西では激戦の様子を感じる。
いずれも創意工夫をこらし、なかなか凝った企画を競っている様子。
少子化の影響、特に18歳人口が減少していることがもろに響くのが学生募集。
このためのイベントがここに反映してか、一昔前のような象牙の塔、と言われていた時代からなりふり構わぬこの変化にはびっくり。
昔の受験と言えば2月,3月と一度の試験日で進学を決めたが、それも受験雑誌で志望校を調べ、熱心な者はそこを訪れた。
ところが、いまや見学の開催日の拡大や無料バスでの送迎、また所在地から遠隔地まで受験生の便宜を図って遠征し仙台や福岡まで出張しオープンキャンパスの開催。受験生にとってはありがたいイベントといえる。
内容も多才。模擬講座でプレ入試のごときレポート提出で判断する方法や学生の映像制作作品を公開し意見交換会したり、大阪の大学では養殖マグロの試食会、スイーツバイキングと家族同伴で招いたりとサービス競争を展開。
これに負けじと専門学校もオープンキャンパスに力を入れ激戦をさらに高めている。最近は夏季休暇が学校にとっては暑い夏の戦場となってきている。
そして秋には刈込の秋の陣がスタート。
暑い暑いといっているのは部外者だけかもしれない。
われわれも大いに動き回わり、汗をかき酷暑を跳ね飛ばそう。