天使の歌声

こんにちは。
皆さんは、ヘイリー・ウェステンラ(Hayley Westenra)というニュージーランド出身の歌手をご存じですか?
名前は聞いたことがなくても、フジテレビ開局45周年記念ドラマ「白い巨塔」での主題歌「アメイジング・グレイス」の曲といえば、1度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
彼女の来日公演「絆 〜Promise of Last Christmas」が神戸国際会館であり、先日行ってまいりました。

舞台装置は、いたってシンプル。グランドピアノが1台と備え付けのマイクがあるだけです。
やがて、ヘイリーが日本人のピアニストとバイオリニストを伴って登場。
凛とした雰囲気が、とても22歳とは思えません。着ているドレスもよく似合っています。
そして、天使が舞い降りたような「世界でひとつのピュア・ボイス」と呼ばれる歌声が会場内を魅了し、私の心を優しく癒してくれます。
1曲を歌い終わる度に、恥ずかしそうに日本語で「どうも、すみません」と言いながら水を飲んで喉を潤す姿がチャーミングでした。
ヘイリー自身の曲だけではなく、「涙そうそう」や「雪の華」など日本人にも馴染みの深い曲も幾つか英語でカバーしてくれました。
最後の曲は、「千の風になって」。日本語の詞とは異なる良さを感じ、大変感動しました。
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「芸術の秋」。皆さんもコンサートやライブに出掛け、好きな音楽に耳を傾けながら、日頃の疲れを癒されてみてはいかがでしょうか。
(Si)