ロンドン五輪雑感

日本中いや世界を沸かせたロンドンオリンピックが今月12日に閉幕。
興奮と愛国魂の発露がやっと納まった今日この頃。
今回の五輪、なんとメダル38個というすばらしい成果。
大きな感動をもらいました。
それも26競技ある中で13競技で獲得。
今まで全くメダルに届かなかった、もしくはもう一息、惜敗というところで
逃していた競技でメダルを手に入れたことがなんとも晴れやかです。
期待の柔道は残念ながら不振に終わりましたが、少し親しんだ私としては
本来の武道として認識しているかぎり、魅力のない競技になりました。
現在は「柔道」でなく「JUDO」と表現されているみたいに、完全に格闘技
になってしまった感があります。
堂々と構え、隙を見い出し、相手の体勢を崩し、一瞬に技を掛ける、その醍醐味がなくなってしまった。また道着にしても色付きで、仕様も襟も硬くなり掴みにくいと言われており、また帯の締め方も緩いようでなんとなく端然とした姿がなくなってきたように見受けられました。
まさにJUDOとなってきたようです。
それでも、今回は国が積極的に支援する姿勢があったならばこその成果と言えるのではと思っています。
オリンピックはまさに国力を競う祭典、また自国を世界にアピールする最大の機会でもあるのでもっとスポーツ文化に力を入れ、力強く国の形を発信できるよう積極的に取り組んでもらいたいと思っています。
選手のための練習施設、医療体制と言ったスポーツ環境も立派になったそうで今後活躍する選手がどんどん輩出されることに期待したいと思っています。
何はともあれ輝かしい成果に乾杯!