大阪特別試写会“ふうけもん”鑑賞

今月のGW連休に催される試写会のチケットをもらったので大阪城近くの松下IMPホールへ足を運んだ。当日はあいにくの雨模様で人の動きも少ないだろうと思っていたが、なんのその周辺のショッピングエリアや劇場、ホテルあたりは大変な人の流れ。それも高校生のような若いかたまりがまた家族連れ等が喫茶やレストラン、またショッピングと店内が賑わっていた。
そんな中、会場をめざす。IMPホールの2階が目的地。
約900人収容のホールは開演間際には7割方埋まり上演時間となる。
映画タイトルは「ふうけもん」、佐賀弁で“ばか”の意とか。
元祖便利屋=世間の雑用代行業の実話にもとづき映画化されたらしい。
監督は「釣バカ日誌」シリーズの栗山富夫、主演は「夜逃げ屋本舗」シリーズ、中村雅俊の豪華キャストの競演、と紹介。
裏社会を生きてきた実在の男が人と人の架け橋となり奔走する、さまざまな状況を便利屋の仕事を通して“ふうけもん”となって活躍するというストーリー。
ひさしぶりに見たがおもしろく、楽しめた。
映画は若い頃は結構好きで、見に行きたかったが小遣いもなくそれもなかなかできなかった。そこで雑誌、スクリーンや映画画報などを買ったり友達と交換したりそれなりに満足していた。洋画が中心でかなり凝った時期があった。
最近はTVやパソコンなど見る媒体が増え、配信もいつでも新旧作品が視聴可能となると映画館へ足を運ぶこともない。
家庭で気ままな格好でくつろぎながら視聴でき、飲食も自由となるとますます出不精になる。
しかしながらシネマコンプレックスシアターができ、複数の上映映画を選択できるということで人気があるようだが、やはり臨場感と迫力はここでないと味わえないからだろう。
これを機にまた足を運ぶ機会が増えるかもしれない。