断捨離のむつかしさ

このたび当社は移転することになりました。
新しいオフィスは現在地の近くですが、離れるとなるとやはりさびしい感があります。
しかしまた心機一転のこころづもりもあり、楽しみでもあります。
それにしても移転することがこれほど大変だとは思いもしませんでした。
一番困ったことが現在よりも事務スペースが少々狭いことです。
荷物がすべて収納できないので難渋しています。
これこそ「断捨離」の精神が必要だと・・・。
しかしながら増やすことは簡単ですが、いざ廃棄するとなるとなかなか思い切れないのが人情です。
いろいろ言われるのですがこの機会が絶好だ、とか無駄を整理するいい機会だよ、とか。確かにそう思うもののいまいち踏ん切りが悪い状況です。
日本人の“もったいない”精神が身についていることもありやっぱりむつかしいものです。
ちなみにこの断捨離、
断=入ってくるいらない物を断つ
捨=家にある要らない物を捨てる
離=物への執着から離れる
“断行”“捨行”“離行”というヨーガの行法らしいのですが、理解できるものの凡人には難儀なことです。
と言いつつも5月には移転完了し6月から気分も新たに取り組んでいくいい機会だと言い聞かせています。