高齢者講習

昨年9月中ごろに高齢者講習の案内が届いていたがいつでも受講できるものと思っていたので気にも留めなかった。
それが1月初めに免許証更新の通知が届いたのでいつにしようかと読んでいくと高齢者講習を受講し終了証明書を持参の事と書いてある。
早速最寄りの自動車教習所に希望日を伝えたがなんと、もうすでに満杯。
有効期限はいつまでですか、と聞かれ3月中旬です、と答えたらこの日しか空いていません、という返事。期限まで空いている受講日がたった一日しかない。
選択の余地がないのでやむなく了承せざるを得ない状況になった。
当日、8時過ぎのスクールバスに乗り会場へ向かった。
すでに参加者が受付で待機しており、急いで書類と講習費用を用意し手続きを済ませた。その日の参加者は12人。
係員の指示に従い説明会場へ。
講習内容は3人一組で実車指導、適性診断、視力検査、座学講習があり3時間のスケジュール。
座学は高齢者の事故が最近多くなっているのでもろもろの要因や注意点の説明。
実車指導は普段通りの事なのでこれは簡単だった。視力検査はいつもどおりだが、左右両眼の視界域のチェックがありいづれも問題なしで良好。
ちょっと難儀したのが走行シミュレーションのテスト。
走行画面に信号や障害物が適宜現れるのをペダル操作で動作し、誤動作や反応速度をチェックするもの。
機械が古いのでペダルの位置が実車と違いやりにくいのと画面上での判断はやはり不慣れなのでちょっと戸惑った。
どなたもガタガタしてあまりスムースな動きができていなかった様子。
といったことを受講したが失敗しても免許更新には問題なく免許証はいただけるので会場は賑やかな雰囲気で終始。
無事、終了し終了証明書をいただく。
更新センターでは証明書を提出し、講習は必要ないので免許証をもらうだけ。
しかし、75歳以上になると再度受講せねばならない、とはなやましい事である。