いよいよマイナンバー制度がスタート!?

すでにご存じの方もおられると思いますが、国民総背番号制が導入されます。
今年の10月には個人番号の通知が開始される予定。
個人は12桁、法人は13桁の番号になります。
目的は国民一人ひとりの所得を正確に把握することで、それに基づき確実な負担や給付を行うことにある、ということです。
しかし、こうなると心配になるのが個人情報の漏えいがしっかり守られるか、という懸念が先に立ちます。
現状でもなにかと流出や漏えいが多々報道されているのに、さらに頻繁に事故が起こるような気がします。
政府はセキュリティーを万全にし、安全を守るようにシステムを構築していくようですがちょと心配ですね。
反面、申請やもろもろの手続きがこの番号で終始できるメリットもあるようですが、そのことで個人情報の莫大な量が付帯してくることが気がかりになります。スタート時点では社会保障関係から行うようですが、給与や年金、預貯金手続き、住民票等々あらゆる場面でこのマイナンバーで処理することになるので一つ間違えばえらいことになりそうです。
実際には2016年から徐々に浸透していくとのことですが良く理解しておく必要がありますがはたして国民全員が十分対処できるか気になるところです。
企業のマイナンバー制度もスタートしますが、こちらの方は公開されるので、いやが上にもセキュリティーが重要視されます。
ただ、時期が予定通り実施されるかどうか、またシステムの対応が遅れ気味でもあり、行政側も各省間で足並みがそろっていない状況らしい。
完全実施まで紆余曲折がありそうですが、一人ひとりこの制度に対応できるよう関心を持って情報を小まめにチェックせんといけませんな。
難しい世の中になってきました。難儀なことです。