桜が咲いた

いよいよ4月、気温が不安定で春はまだかいな、と思っていたがさくらのつぼみが今にも咲きそうなぐらい大きくなってきた。
この時期は入学式や入社式が行われ若い人たちで街に活気が溢れる。
また木々の緑の芽吹き、色とりどりの花が競い合って咲き出す。
まさに勢いが溢れる季節。
今月二日の日曜日に自宅近くの公園を通り駅へ向かう折りに桜が咲いているのを見つけた。
他の枝のつぼみはずいぶん大きくなっているもののまだ開花せずでそのひと房だけが咲いている。
まだ一分咲きだが春は確実にやってきている。
桜の開花は気温が18度以上になると一斉に咲くらしい。
今週末には満開になりそうな気配。
近くの河原では早くも花見気分のグループがシートを広げていた。
ところがこの時期に梅に鶯でなくさくら咲く頃に家の周りで鶯の鳴き声がよく聞こえる。
毎朝、早くに鳴き声が大きく聞こえたり、小さくなったりと飛び回っているようだがまだ一度もお目にかかっていない。
じつにはっきりホー・ホケキョと鳴いている。
毎年この界隈に来ているようだが今年は特に近くではっきりと聞こえる。
うぐいすの漢字には初鶯、春告鳥、経読鳥、匂鳥、 黄粉鳥、花見鳥、歌読鳥、流鶯等々あってなるほどと思えるものもある。
ホーホケキョになると法華経ならぬ経読鳥のようだったり飛び回っている様子は流鶯と表現されるのも頷ける。春告鳥、花見鳥などもわかりやすい。
この時期はなにかしら心が浮き立つのはわたしだけではないと思うが行動的になる。
最近では花見はしなくなったがぶらっと散策するにはじつに最適の候。
春宵一刻値千金。さくらが待ち遠しい。