アナログ放送「58年に終止符」
2011年7月24日(日)正午に1953年から始まった「アナログ放送」が終了しましたね。
アナログ放送の画面上下に黒帯が出ても、
地デジカウントダウン画面が左下を占領し、
字幕やテロップが読めない!!
そんな状態も享受し、
テレビの無い生活もいいかしら?なんて思いながら・・・。
でも・・・流れには逆らえず「ギリギリ」に地デジ対応テレビを買った私。
電気屋さんを訪ねました。
私にとって、正にアナログのピリオドが、地デジのスタートになりました。
結構快適(*^ー^*)
少し、テレビの歴史を繙こう
1873(明治06年) イギリス テレビジョンの開発始まる
1897(明治30年) ドイツ ブラウン管(cathode ray tube)発明。
1925(大正14年) イギリスのベアード 有線テレビジョン 最初の公開実験
日本でラジオ放送始まる-日本におけるテレビジョンの研究開始
1927(昭和02年) 日本のテレビ誕生
ついに大正15年、「イ」の字を映し出した。
昭和2年9月に特許出願し、公表
1928(昭和03年) アメリカのWGY局が実験放送:世界初のテレビジョン放送
1935(昭和10年) ドイツ 本放送開始、1936年ベルリンオリンピックをテレビ中継
1940(昭和15年) アメリカ カラーテレビ実験放送開始
1941(昭和16年) 太平洋戦争で日本のテレビジョン研究中止
1953(昭和28年) 2/1:NHKテレビ放送開始(=白黒テレビの本放送開始)
同年、日本テレビも開局
白黒テレビ普及 好景気、プロレス、プロ野球、
★街頭テレビに人だかり(同じ時間を共有)
1959(昭和34年) 皇太子成婚
1960(昭和35年) カラー本放送
1963(昭和38年) 1/1:鉄腕アトム→初の日本30分TVアニメシリーズ(フジテレビ)
NHK初の「大河ドラマ」:花の生涯
あらすじ
開国か攘夷か!激動の幕末を舞台に、攘夷論に反対し開国を主張し、
桜田門外で水戸浪士の襲撃をうけて果てた大老・井伊直弼の生涯。
11/23早朝:日米間の宇宙衛星中継が最初のニュース:ケネディ暗殺
1964(昭和39年) 東京五輪「テレビ五輪」の別名がある
1965(昭和40年) オバケのQ太郎 ブーム
初のカラーアニメ「ジャングル大帝」
1966(昭和41年) 初代ウルトラマン(怪獣もの人気)
「巨人の星」
12/1魔女っ子もの第1号かつ日本初の女の子向けアニメ
「魔法使いサリー」呪文「マハリクマハリタ」
1969(昭和44年) 「ひみつのアッコちゃん」魔法のコンパクトに呪文「テクマクマヤコン」
「水戸黄門」(〜2011)
「8時だよ、全員集合」(〜1985)
平均視聴率は50.5%だったとか?
1971(昭和46年) 日本テレビ「スター誕生!」(〜1983)でチャンスをつかむ
(第一号森昌子、つづいて桜田淳子、山口百恵、..)
1972(昭和47年) 「マジンガーZ」(の乗り込み型ロボット →アニメ新しいロボットが誕生
1976(昭和51年) 「キャンディ、キャンディ」(〜1979)
1979(昭和51年) 「3年B組金八先生」
1980(昭和52年) 「Dr.スランプ」
松田聖子
1981(昭和53年) 「うる星やつら」(〜1986)ラムちゃんのセクシーな衣装はコスプレの元祖
1982(昭和54年) 音声多重放送(二ヵ国語放送・ステレオなど)開始
1970年代後半 ビデオテープレコーダの普及
1975(昭和50年) ソニーが家庭用ビデオベータマックス規格を開発
1977(昭和52年) 松下電器産業(ビクター親会社)もVHSに参加
1980年前後 ベータマックス方式 対 VHS方式 規格争い 13年かかり決着、ベータ敗退
1984(昭和59年) ドラゴンボール
1985(昭和60年) おニャン子ブーム
字幕放送 NHK、日本テレビ
1990(平成02年) ちびまる子ちゃん
⇒アニメ 「anime 一説によると、全世界で放送されているアニメの
6割が日本製といわれるほどだ」
ハイビジョンテレビ(発売走査線が1,125本で現行535本の約二倍)
1991(平成03年) ハイビジョン試験放送始まる
1995(平成07年) スーパーハイビジョン研究開始
1996(平成08年) カラーテレビ国内出荷、 1000万台超える
★家庭にテレビが1人に1台・・・多から個へ
薄い「壁掛けテレビ」 登場
テレビ全盛期
10/1日本でも衛星デジタル多チャンネル放送
1997(平成09年) NHKも24時間放送に 4月からは月〜金も。
1998(平成10年) 11/1米で地上波デジタル放送開始
★1998FIFAW杯・フランス大会をきっかけに「スポーツバー」
パブリックビュー・・・街頭テレビを彷彿させる
多から個へ、個から多へ(一体感・絆を大切に思う、集うと楽しい)
2000(平成12年) 4/3 教育テレビも24時間放送に
日本 地上波も デジタル開始 従来の1チャンネルで3 チャンネルできる
当分はアナログと並存
2003(平成15年) 12月地上デジタル放送開始
●液晶に移行:電機大手 ブラウン管の国内生産を相次いで中止
●大画面化 薄型の大型テレビ 価格低下 32インチ以上も当たり前に
2006(平成18年) 「ハイビジョン元年」
4 月 携帯でワンセグ放送
2007(平成19年) 字幕放送義務化、原則としてすべての番組。
2008(平成20年) 10/1 CSにもハイビジョン登場
2010(平成22年) テレビの「3D元年」
液晶テレビからLEDテレビに切り替え進む
(サムソン独走に、シャープなど追撃。
シャープは「すべての液晶テレビをLEDに切り替える」
2011(平成23年) 6/1 NHK教育テレビが「Eテレ」に名称変更
2011年7月24日 地上波アナログテレビ終了
デジタル放送に切替完了 (BSも)
ただし、3県に限り1年延長 東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手、宮城、福島に限り延期(総務省)
改正電波法で。アナログ用のテレビではデジタル放送は見られなくなる。それまでは、アナログとデジタルの両方式で放送。
BS (Wowowなど)もデジタル放送に完全移行、それまでのアナログチューナーなどは使えなくなる。
デジタル放送は、リモコン操作で天気予報などの情報を引き出せたり、インターネットとつないで買い物ができたりする
参考:テレビの歴史年表(http://homepage1.nifty.com/samito/TVhistory.htm)より
h.k