スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド

って、知っていますか?
かく言う私は、まったく聞いたこともありませんでした。


「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド」とは、富山県で毎年開催されている民族音楽の祭典とでも言えばいいのでしょうか、今年で24回目の開催だそうです。
ひょんなことをきっかけに、先週末に開催された「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド 2014」に行ってきました。
富山の、しかも富山市内でもなければ、高岡市内でもない、南砺市(なんとし)※旧福野町という山あいの町で開催され、こんなところにー!(失言をお許しください)って驚くほど、全国各地からたくさんの音好きが集っていました。


出演者は、イベントタイトルの通り世界各国から訪れます。
その中でも特にアフリカ地域からの方が多いようです。
出演者ほか詳細情報はこちらから http://www.sukiyaki.cc/


と言っても、私は音楽にはあまり詳しくなく、聞いたこともないような方たちばかりでしたが…
もちろん国内アーティストも出演していましたが、こちらも名前を聞いたことがあるかなーないかなーという方たちが多かったです。
それでも、ノリノリな雰囲気・ワイワイガヤガヤなお祭り感も手伝って、出演者を知っている知っていない関係なく楽しめるイベントでした!



こちらはパレードにも登場したモザンビークのアーティスト作による巨大人形



リュックサックのように背負うのですが、20〜30kgもあるそうな!


この人形が踊りながら町中を練り歩くのですが、それはもう楽しい!の一言でした。


ところでこの音楽フェスは、市民の方が中心となって開催しているイベントなのですが、市民ボランティア中心でここまでの規模のものが作れるということに本当に驚きを覚えます。
まして海外からもアーティストを呼んでくるなんて、実行委員の方たちのこのイベントにかける情熱とパワーを感じざるをえません。
ちなみに私も少しだけ、撤収作業のお手伝いをさせていただきました。


そんな南砺市にいる「おせっかいさん」の話。
http://www4.nhk.or.jp/nipponkikou/x/2014-08-04/21/28961/
先日、NHKで放送されていましたが、要約すると、ボランティアのおばさまたちが若い独身男女の出会いの橋渡しをして結婚までのお手伝いをする、まさに“おせっかい”な話。
なんと!遠方から来た旅行者にまで声かけしておられました。


「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド」といい「おせっかいさん」といい、南砺市富山県)の方たちのエネルギー、さらには面倒見のよさ、優しさが伝わります。


いろいろと見習っていきたいと思う今日この頃です。


M崎