「HERO」

このお盆休みにひさしぶりに映画鑑賞。
今夏は話題の作品が多いらしく館内は盛況で、夏休みとあってチケット売り場やキャラクターグッズ売り場などごった返している。
コンプレックスタイプの劇場はショッピングモールと併設されていることもあり結構な混雑ぶり。
涼を求めての客やショッピング、外食目当て、また屋上の遊園施設等々時間を持て余すことはなさそうな状況。
来館の顧客のファッションも見事にバラエティに富んでいる。
若年層と高齢者、中年クラスの着こなしは見ていても楽しい。
昔と違ってあまり服装に気を遣わなくても良い時代になったと思いつつも、高齢者の身なりはやはり年相応が落ち着く。
お盆休みのためかさすがに子供連れが溢れていて、キャッキャとはしゃぐ声の賑やかなこと。また子供のファッションの華やかさに感心しながら、少子化もここで見る限りほんとかいなの感。
開演時間になり場内へ。
ここで気になるのが映画館内の飲食売り場でのあの匂い。
何とかならないかと思うがこれが若者の流儀なのかどうか、参ってしまう。
ポップコーンとドリンクの館内への持ち込み。それも一人か二人ぐらいなら辛抱できるが大抵の観客が購入している。
上映館は確かに分かれてはいるものの、それにしても着席すれば半分近くはおそらく食べながらの鑑賞のはず。
案の定わたしの居る館内もセットの持ち込み客が各列に数組がいる。
隣の席の若い女性もしっかり持っている。
こうなると上映が終わるまでこの匂いに悩まされるのは必定。
この映画は人気があるらしくほぼ満席。
席を移ることができない。
2時間ぐらいじっと見ることができないようでは、と嘆いてもはじまらない。
折角のんびりできると思いきやかえって疲れての鑑賞だった。