賞味期限

先日、母と食品の「賞味期限」の話をしていました。
日本の賞味期限はかなり厳しいことで有名ですが、その時の話には驚きを通り越して疑問が浮かびました。

母の友人が、数週間「賞味期限」が切れている羊羹を、せっかくのいただきものであったため捨てるのが忍びなく、ダメもとで製造業社に食べられるかどうかの問い合わせをしたそうです。
するとその回答が、「賞味期限」から1年経っていても十分大丈夫だとのこと。

日本のファーストフードもしかり、商品入れ替え時間の設定はけたたましく、「食品の安全・安心」に最新の注意を払っていただくのは素晴らしいことだし大変感謝すべきことだと思います。
でも、少々度を越えてしまっているような気がします。
日本の缶詰の賞味期限においては、表記上は約1年となっているようですが、製造会社によれば、実のところ約3年は十分に安全だとのことです。

限りある資源を無駄にしない、人と資源との賢い付き合いについてもっと考え、学ばなければいけないと思った出来事でした。


T.