新型栄養失調にあなたもなっているかも←(-_-;)
健康志向、ダイエット、老齢化…などなどいろんな要因で、
栄養失調の人が増えているらしいです。
なんとお年寄りの5人に1人は栄養失調だとか。
そして、お年寄りだけでなく若い女子にも栄養失調が増えているそうな。
3食ちゃんと食べているのに栄養失調(新型栄養失調)ってどういうこと?
栄養失調の判断材料になるのが「血清アルブミン」で、
簡単に言うと「血清アルブミン」は、血液中で体内のいろいろなものと
結びついて目的地に運ぶという大切な役割があって、
その正体は「タンパク質」なんです。
つまり、新型栄養失調とは、一言でいうと<タンパク質不足>ってことです。
上記に挙げたいろいろな理由で、野菜中心の食事をしていたり、
肉や卵や乳製品を極端にセーブする食事をしていたら、
新型栄養失調になる危険があるんです。
あなたは大丈夫?
●体がだるい
●ふらふらしてめまいがする
●顔がむくむ
なんて症状があったら、要注意です!
それに、タンパク質を摂らないのは美容にもよくないですし。
肌のハリがなくなり、髪の毛の色素が落ちることもあるんだとか(>o<)
ここで、ちょっと「日本人の平均寿命」と「食生活の変化」の関係に注目すると…
米と芋類と野菜と大豆中心の食事だった1921年から1925年当時の平均寿命は、
なんと男性42.06歳、女性43.20歳でしかなかったのです。
戦後になると、摂取量が上昇したのが、「牛乳・乳製品」、「肉類」、「魚介類」でした。
中でも、「牛乳・乳製品」と「肉類」の摂取量は
年を追うごとに増えてきたので、日本人の平均寿命が、
1947年の男性50.06歳、女性53.96歳から徐々に上昇して、
世界のトップランクに仲間入り。
今や、2011年の男性79.44歳(世界ランキング8位)、
女性85.90歳(世界ランキング2位)だそう。
「昔の日本人の食事が健康にいい」とは一概には言えず、
要は、バランスのとれた食事が日本人の平均寿命を延ばしたわけで、
やっぱりバランスのいい食事が一番だということ。
少し前にニュースになっていたエベレスト登頂成功の
三浦 雄一郎(80歳)さんも、あれだけお元気なのは、
肉をもりもり食べているからだとか。
健康志向もいいですが、何事もほどほどに!
MK