海外ドラマ

正直なところ、かなり海外ドラマにハマっています。
国内ドラマもきっと面白いとは思うのですが、海外ドラマにはある種の中毒性があるような気がします。

中毒性をもたらすことができる理由の一つは、やっぱりケタが違う制作費だと思います。海外ドラマは視聴する対象が英語を話す人が住む全世界。とにかくお金をかけてたくさんの人に観てもらわなければいけないので、企画、ストーリー、キャスティングなどすべてにおいて本気&必死感が伝わってくる気がします。キャスティングで言うと、例えば大人気ドラマ「24(Twenty Four)」の主演俳優、キーファ・サザーランドは一話あたり5,200万円以上の報酬をもらっていたとか。ありえないほどにケタ違い。

残念なのは、私の体が一つしかないこと・・・もっと観たいドラマがあるのですが追いつかない。面白いドラマが次々制作される中、睡眠時間と体力の調整をしながら鑑賞するのも海外ドラマを楽しむ醍醐味だと思います(笑)


T.

3月は卒業式シーズン

いよいよ卒業式シーズンイン。
関係している専門学校の式典が月初めから連日開催され適宜参加させてもらっているがいつもながら華やかで学生さんの生き生きしている姿がまぶしい。
厳粛な時間の式典が済み解き放されての謝恩会。
毎年の光景とはいえ、こちらもうれしくなる。
会場は女子学生の着物姿で溢れ実に華やいで見える。
最近男子学生のはかま姿も結構目にするがやはりいいものだ。
最近の風潮に保護者同伴が当たり前になってきているようで結構賑やかな状況。
従来は会場もゆったりしたものだったが、学校によっては卒業生より保護者の方が多かったりして会場の熱気がすごい。
これも時代の流れなのかも。
来月は入学式が催されるが新入生の晴れやかな姿がまた映える。
企業ではフレッシュマンの初々しい姿が街にあふれ出す。
桜が咲き始めより春めいてきて活気がみなぎる季節。
春はほんとうに若々しい季節だと実感する。

本年も宜しくお願い致します。

あけましておめでとうございます。
昨年は内外共にあわただしい一年でしたがお健やかに新年を迎えられたことと思います。
三ヶ日は穏やかな暖かい天候に恵まれ平穏な年明けでした。
今年は大きな出来事もなく穏やかな一年になってほしいと思っています。
元旦は近くの氏神さんに初詣に行ったのですが、すでに長い行列ができておりお参りも順番待ちの状況。
小さな神社なので鳥居から本殿までわずかな距離のため参道に並びきれず沿道まであふれている。
手水を使い清めるにも参道が狭いのでたいそうな混雑。
本堂の縁に参拝の作法表示が置かれていて、皆さん確認しながらのお参り。
今年は特にのんびり気分の初詣と思っていたがちょっと戸惑った。
最近、街の人口が増えたと聞いていたがお参りにも赤ちゃんを抱いた若い夫婦や両親、園児共々の家族など多く見かけたが活気がある。
逆に高齢者の方が少ないのではと感じる。
元気な子供の声が聞こえるとなんとも気分が映える。
今年も良い年になりますように、と願いを込めお祈りし今年も元気でお参りできたことを素直にありがたく思った。

今年も残すところあとわずか、お世話になりました

今年はひょんなことから古寺、塔頭、や仏像を拝観する機会を持った。
きっかけは書棚整理していた折に、以前京都でお店をされていた女将さんから頂いた彼女の出版本を見つけ、そこに滋賀県に絶賛の仏像がありぜひ見る価値がある、と紹介してあったのを目にしたのがきっかけ。
初めて友人に連れて行ってもらったそのお店は高台寺に近く、広く美しい前栽を見ながら京都のおばんざいを頂くなんとも趣のあるお店だと感動したものです。(現在はお店を閉められている)
常連さんも大学教授や学者、また企業のえらいさんがよく利用される格式のあるお店だと教えられた。
女将さんは彫刻や蒔絵、水墨画、漆芸など趣味の世界を逸脱されているほどの技量の持ち主、とも聞かされた。
最初は敷居が高いお店と思っていたが気さくに対応してもらいファンになった。
そんなこともあり何度か利用させてもらった。

滋賀高月の渡岸寺の向源寺十一面観音像の立ち姿がやさしくやわらかな美しさに気品が備わっているとのことに惹かれ、ぜひ見たいとの思いで出かけた次第。
最高の季節に天気にも幸いし出発。
なんともいえぬ解放感とさわやかさ、周りの田園風景にたまらなく魅せられた。
境内は拝観者も居らず静けさの中、本堂に上がり観音像を拝観。
観音像を鑑賞、書かれてあった通りやわらかな美しいシルエットに見とれて、ゆったりした時間を過ごさせてもらった。
以後京都や奈良の観光ガイドが目につくと取っておくようになった。
休みを見つけ嵯峨嵐山天龍寺塔頭弘源寺、宝厳院、そして清凉寺法輪寺、ひのやくし法界寺、宇治の萬福寺、また醍醐寺、木津は浄瑠璃寺岩船寺
奈良は国立博物館での催し「信貴山縁起絵巻展」を観賞、秋には加古川では花の寺として知られている円照寺や浄土寺の国宝浄土堂など短期間とはいえ我ながらよく出かけたと思う。
普段は野道や山辺の道を歩くことはまずない。
この風景がわたしにはまことにぴったり感がありすっかり虜になっている。
今は近場しか動けないが来年はもう少し足を延ばし拝観したいと思っている。

今年もあとわずかで新しい年を迎えます。
内外共に何かと変化の多い年でしたがいつもながら来る年は皆さん共々良い年を迎えられることを願う次第です。
健康に留意されよいお年を迎えられますように!!

極楽山「浄土寺」─兵庫 小野市

先々週の土曜日に小野市にある極楽山 浄土寺を訪ねた。
毎月、施設へ見舞いに行っていながら全く知らなかったが、結構有名なお寺だそうだ。車で12〜13分のところに国宝指定のお寺と仏像があると聞きびっくり。

このお寺は鎌倉時代に創建されて以来ほぼそのまま残っているとのこと。
国宝の浄土堂は奈良の東大寺南大門と並んで大仏様(天竺様)建築と言われている貴重な建物だそうだ。
そしてこのお堂とならび木造阿弥陀三尊立像が国宝指定されている。


ここの阿弥陀如来像は背丈530cm、両脇侍の観音菩薩勢至菩薩が370cmの立像が堂内にどんと構え安置されており圧倒される。
丈六(六尺ほどの高さ)の阿弥陀坐像は割合見ることができるが、ここの立像は実に見事なもの,3体とも金箔が施されていることで美しさが増し、厳かさを醸し出している。
堂内は拝観者もまばらで静寂の中、腰かけてゆっくり観賞することができた。
境内はそれほど大きくはないので薬師堂、国宝の浄土堂、本殿八幡神社、鐘楼堂など一堂に見渡せる。



いづれも歴史を感じさせる状態で、風雪による傷みや色の剥落もあるものの素朴ながらどっしりとして味わいがある。
このお寺のもう一つの魅力が四国八十八ヶ所めぐりの林道があり88体のお地蔵さんが道中に設置されており、また裏山は紫陽花が鑑賞ができちょっとしたハイキングコースになっている。
距離は1.5キロほど、約30分ぐらいながらのんびり小山散策が味わえる。
この時期は季節外れで残念ながらアジサイを見ることはできなかった。
ぐるっと林道をめぐったが、天気も良くやや汗ばむぐらいで心地よい疲労感を味わいつつお寺を後にした。

ひさしぶりの朗報─WGC(世界ゴルフ選手権)制覇

いよいよゴルフシーズンも終盤になってきた。
女子プロゴルフ競技は海外勢に押され実力発揮できず完敗の状況。
それでも楽しみな選手が輩出しそうな感があるので来年は期待できそうだ。
男子プロもし烈な戦いでファンを惹きつけているが今回のWGCは松山英樹選手が圧倒的な強さで優勝を飾った。
世界の強豪が集う大会でひさしぶりに快哉を叫びたくなる大殊勲の戦績。
最終日の強さは実に見事。
見ていても気持ちがいいナイスショットの連続でしかもカラーからのロングパットが見事に決まるナイスバーディー。
とにかく強かった。
他の選手とぐんぐん差を広げ相手を寄せ付けない強さを見せつけた。
これまで多くの日本プロ選手が挑戦しているが,アメリカツアーで3勝したのは丸山茂樹プロだけでそれに並ぶ大記録。
松山選手を見ていると体格も海外選手と引けを取らないし、それに物事に動じない神経の持ち主と映る。
泰然とした強者の風格が感じられる。
海外で活躍する選手はいままでもそんな雰囲気を持っている人間が活躍するような気がする。
しばらく松山旋風を巻き起こすのでは。
本当に力強い選手が現れたみたいでこれからの活躍が楽しみだ。

花の寺「円照寺」へ

雨が続いてうっとおしい日が多かったがひさしぶりの好天につられこの日曜日にぶらっと出かけた。
いつだったか新聞にスイフヨウが見ごろのお寺が紹介されていたのを思い出し出かけることにした。
場所はJR加古川駅からバスで約30分に位置する広尾というところ。
加古川駅で下車,神姫バスを利用して現地へ向かう。
ネットの案内を勘違いして終点まで乗車、そこから歩くことおよそ40分、明るい日差しの中しっかり汗をかいた。
田畑一面に稲穂が実り風にたわわにゆれている。
そして遠くを見れば緑豊かな山々が青空にくっきりと映え見事な風景。

まさに天高く秋を感じさせてくれる澄みきった中、野道をのんびり楽しみながら目的地まで向かったもののひとりも出会わず少々不安を覚える。
途中やっと人を見かけたので道を聞くと丁寧に教えてくださった。
ようやく白塀から顔を出している白い花が見え、ほっとする。
お寺はこじんまりとした佇まいで、境内に入るとたくさんの木々が本堂を囲むように植栽されている。
この時期、お寺自慢のスイフヨウが見てくれとばかりに咲き誇っている。


境内のスイフヨウに見とれているとご住職が「お茶でもいかがですか」と声をかけてこられた。
本堂に観覧席があるというので案内され、一服させてもらった。
スイフヨウの白い花が陽の光に映えきれいに光っている。
しばらく話していたら住職が“花の色が変化してきたでしょう”と言ったので
改めてみるとうっすらピンク色に変化してきている。
夕方になると赤くなりしぼむそうで、昨日の花が紅にしおれていた。
お酒を飲んだ時のように徐々に顔色が赤みを帯びてくるのに似ているということで酔芙蓉と書かれる所以です、との由。
ここは四季折々の花が咲き誇ることで知られているようだが、この時期は花の見ごろとしてはさびしいとのことで残念な気がした。
住職はなかなかの話好きで季節ごとに咲く花をアルバム持参で熱心に説明してくれた。NHKや民放TVニュースでも放映された収録も見せてもらったが花の寺としてかなり知られているようだ。
突然ころころした猫がなついて寄ってきたが、ずいぶん人に慣れている様子。
聞けばお寺の飼い猫で住職がかわいがっている看板猫、結構来訪者がブログで紹介しているらしい。名前はらんちゃん。

境内をひとまわりしたが今は時期的に花の少ないころなので華やかさはなかったが、ヒガンバナが植わっていた。
其れも初めてみる黄色い花。真っ赤な花はよく知られているがこれにはびっくり、ここのお寺でしか見られないらしい。

時期も過ぎつつあるのでわずかしか咲いていなかったがカメラに収めた。
春、夏は花の盛りなのでそのころに来ればまさに華やいだ風景だそうだ。
夏は境内全体が紫陽花の花で覆われるようで、種類も数も他所に比べ一番多いと自慢されていた。
帰り際に豊臣秀吉が中国攻めの時に陣鍾として使い中国大返しの際にここに残していったと伝わり市の文化財に指定されている梵鐘を拝見した。

周辺は本当に静かで、時の経つのを忘れさせてくれる。
帰りのバスの時刻まで本堂で気ままにくつろがせてもらい寺を辞した。